「こんなふうに生きていけたなら」 世の中、娯楽にあふれているのに、なにもかも、正直つまんない。 年だからか、テレビの音が騒音にしか聞こえなくなっている。 たまに観るのは、おやじが酒を飲みながら街をめぐったりする旅番組ぐらい。 そんなときに、役…
ただ健康保険証をそのまま残せばいいだけなのに、なにをそんなに廃止にこだわるのか。 反対の声にいっさい耳を貸さず、マイナンバーカードと保険証の一体化を押し通そうとする岸田政権。 マイナンバーカード普及につぎこんだマイナポイントの支出は「国費1兆…
年頭から無為に過ごし、なにも書かないまま、あっという間に如月を迎えてしまった。 昔はやった六星占術によると、今年は「立花」のようなので、これまでの成果がむくわれるはずと勝手に思っている。 それにしても、占い本の印税などで巨万を富を得たはずの…
ネットには情報が氾濫しているのに、大事なことが伝わらない。 国債を当てにした防衛費の増額や原発政策の転換を見ると、そう思う。 東日本が壊滅するかもしれないというほどの危機に見舞われた3.11を、もう忘れたのだろうか。 伝えなくてもいい情報ばかりが…
自動飛行のドローンが空を飛び交う。 そして、クルマの自動運転も夢でなくなりそうな近未来。 ある意味、かつてのSFに描かれたような世界の到来だ。 ただ、なんとなく恐ろしく感じるのはなぜだ。 今年4月の北海道の知床遊覧船沈没事故もあっという間に忘れら…
あっという間に令和4年もあとわずか。 大阪では、一年の最後を締めくくる“とめの祭り”と呼ばれる「神農祭」(神農さん)が、今年も11月22、23日の両日、くすりの町、道修町の少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)で開かれている。 「ソーシャルディスタンス」…
なんかおそろしいばかりに誰も彼もスマホを見ている。家にいても、街に出ても。スマホじゃなけりゃあ、タブレットかパソコン。 要するに、ほとんど「画面」ばっかり見てる。 もちろんオフィスでも。会議までもが画面越しだ。日本人、いつの間にこんなに画面…
ある年代以上には強烈に印象に残っている1970年代前半の「狂乱物価」。 オイルショックをきっかけに物資不足が噂され、トイレットペーパーや洗剤の買い占め騒動が起こるほど、市民がパニックになったインフレ時代である。 1973年(昭和48年)当時は、日本列…
不正利用されたのでクレジットカードを作り直した。 昨今、「今なら○○○○ポイント、プレゼント」などの謳い文句に乗り、カードを新規発行する人も多いと思うが、そもそもクレジットカードの安全性は大丈夫なのか。気になったので、少し調べてみた。 日本クレ…
鎌倉時代もよくわからないが、平安時代はもっとわからない。 律令制があっという間に壊れて荘園が拡大。一部を除き兵役をやめて「健児」で代用し、国は直轄の警察権、軍事権を放棄する。 荘園は、租税等を免除してもらう「不輸不入の権」を得るため、どんど…
銀行が舞台というのに興味を惹かれ、映画『アキラとあきら』を観た。 この混迷の時代に銀行はどこへ行くのか、気になったからかもしれない。 「銀行は社会の縮図」 映画のセリフを借りれば「銀行は社会の縮図」。銀行なくして経済も社会も成り立たない。 メ…
「どうする家康」 ふーん、来年の大河ドラマは泰平の世を開いた徳川家康か。 こんな時代に、いかにも日本的な庄屋仕立ての幕藩体制を築いた徳川家康を主人公にしてる場合かな。 家康のおかげで既得権益を守るムラ社会が今も続いている(勝手な憶測です)。 …
「光の画家」とも言われるフェルメールの絵画展を観てきた。 以前にも「天文学者」などの作品が観たくて、美術館に足を運んだことがあるが、やはり、たまには本物を観ないと、ネットや本だとサイズ感が分からない。色の濃淡や明暗の印象も、実際とは違う気が…
家族とはなんだろう。 先日、長谷川町子記念館を訪れたこともあって、なんとなく考えてみた。 東京都世田谷区の長谷川町子記念館(このフロアは撮影可) 「サザエさん」で描かれた3世代同居の家族はある意味、昭和では「理想の姿」。いつも、なごやかでほの…
楽して儲けたいという庶民の下心を見透かしてか、投資関連の雑誌や本には「ほったらかし」などという安易な見出しがあふれている。 もちろんこれは販促狙いのコピーにすぎないが、書店でつい手にとって(いまどきはサブスクでクリックして?)ページをめくっ…
あっという間に日本にも物価高が押し寄せてきた。 個人的にも、ガス代がいやに馬鹿高いなと思っていたら、あっという間にガソリン代も電気代も高騰。ロシアのウクライナ侵攻もあってエネルギーや原材料が高騰し、食料品などいろんな物価が上がってきた。 ガ…
世界的な金利の上昇傾向を見越してか、銀行株の調子がいい。 この流れ、しばらく続きそうだ。 私の場合、2020年12月に三菱UFJフィナンシャル・グループの株式を株価445円で買った。21年3月期の期末配当は12.5円、22年3月期の中間配当は13.5円だったから、100…
もうすぐ春だというのに、やばい、やばすぎる。 ロシアのウクライナ侵攻で、景気回復どころではなくなった。 戦争が長期化し、ロシアが逆切れして核兵器を使用すれば、もう世界大戦勃発じゃないか? 新型コロナ感染症が全然収束していないというのに。 こう…
地名や国名の語源を知ると、歴史がわかる。 ウクライナは「辺境地帯」という意味だという。 西スラブの果ての平原というイメージだろうか。 辺境は、いつも侵略の恐怖にさらされている。 ウクライナはほぼ全域が平坦な地形で穀倉地帯ということもあってか、…
米国株集中のリスクが以前から言われていたのに、年明け以降の下落(調整?)で動揺するのはなんとも大人げない。 本当の暴落は突然来るらしいので、素人は正直、積み立て投資をしていることを忘れているぐらいがちょうどいいのだろう。 みなさんご推奨の長…
ライカ 時代を経ても、このレンジファインダーカメラのフォルムに魅了される。 若いとき、無理して手に入れておいてよかった(M3とかじゃなくてM6だけど…)。 アンリ・カルティエ=ブレッソンや木村伊兵衛などにあこがれて、スナップ写真をいろいろ撮った。…
○○経済圏。 みなさんはどの経済圏を主に利用されてますか? みんな大好き楽天経済圏は最近サービス改悪が目立つようですが、これから高齢者の利用も増えていくのですから、改悪はなるべくやめてもらいたいところ。定年前おやじはそう思います。 ところで、経…
日本全国、どこへいっても郊外にショッピングモールがあるのが当たり前の光景になっている。 大手では「イオンモール」などが有名だが、テナントがどこも似たり寄ったりだと思うのは私だけだろうか。 子供が小さかったときは休日に家族で行き、それなりに楽…
「生きすぎじゃないか」 定年が見えてきた年代になって、自分のまわりでも80代、90代以上の人が珍しくなくなってきた。 でも、たいていは病気持ちで、体が若いときほど言うことをきかなくなり、なんらかの介護を受けている人がほとんどだ。 認知症になった叔…
コロナ禍のせい(おかげ?)で、この先、定年まで、いや定年後に継続雇用されたとしてもテレワーク主体となりそうである。 通勤に伴うストレスが少なくなったのはいいのだが、家族との接触が増えればいいかというと、たいていの家ではそうではないはずである…
舞台は昭和のマクドナルド銀座1号店。 彼とデートに来ていた少女は、彼が買ってきたビッグマックが大きすぎて手が付けられず、もじもじしている。 「食べないんだ」という彼に、うなずく少女。 シーンが変わって、50年後、少女はおばあさんになり、孫とマク…
それなりの年齢になり、自分の家系にどんな人がいるのか気になったので、分かる範囲で調べて家系図をつくってみた。 職業で気づいたことは銀行員や教職についている人が少し目立ったことだった。 銀行員がエリートだった時代 銀行員や教職は、かつてはもっと…
連日、アスリートたちの活躍が報じられる東京五輪。 その躍動する姿に声援を送りたくなるのはもちろんだが、開会式の構成や演出に、違和感を感じた人も少なくないのではないだろうか。 著名人がいろいろ感想を発信しているので、素人がいまさら言う必要もな…
先月、女優の李麗仙さんが亡くなられた。 ちょうど今年は、出演されていた大河ドラマ『黄金の日日』(https://www2.nhk.or.jp/archives/search/special/detail/?d=taiga016)が 再放送中なので、当時の記憶と相まって、またひとつ昭和が遠ざかったな―との思…
上場企業の株主総会もいよいよ今日がピーク。 ほとんど最低単元しか持っていない極小個人投資家が、株主議決権を行使してもしかたがないと思いつつも、はがきやネットを利用して議決権を公使した。 一度くらい株主総会にも行ってみたいと思っていたが、総会…