まほろば紀行~つれづれなるままにレトロに生きる

日々の雑感や昭和レトロ、素人の投資ことはじめを語ります

游游投資

楽しみは少しずつ

年頭から無為に過ごし、なにも書かないまま、あっという間に如月を迎えてしまった。 昔はやった六星占術によると、今年は「立花」のようなので、これまでの成果がむくわれるはずと勝手に思っている。 それにしても、占い本の印税などで巨万を富を得たはずの…

来年こそ「疫病退散」相場?

あっという間に令和4年もあとわずか。 大阪では、一年の最後を締めくくる“とめの祭り”と呼ばれる「神農祭」(神農さん)が、今年も11月22、23日の両日、くすりの町、道修町の少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)で開かれている。 「ソーシャルディスタンス」…

人を救うのは―『アキラとあきら』を観て

銀行が舞台というのに興味を惹かれ、映画『アキラとあきら』を観た。 この混迷の時代に銀行はどこへ行くのか、気になったからかもしれない。 「銀行は社会の縮図」 映画のセリフを借りれば「銀行は社会の縮図」。銀行なくして経済も社会も成り立たない。 メ…

どうなる優待

「どうする家康」 ふーん、来年の大河ドラマは泰平の世を開いた徳川家康か。 こんな時代に、いかにも日本的な庄屋仕立ての幕藩体制を築いた徳川家康を主人公にしてる場合かな。 家康のおかげで既得権益を守るムラ社会が今も続いている(勝手な憶測です)。 …

「光と影」に魅せられて

「光の画家」とも言われるフェルメールの絵画展を観てきた。 以前にも「天文学者」などの作品が観たくて、美術館に足を運んだことがあるが、やはり、たまには本物を観ないと、ネットや本だとサイズ感が分からない。色の濃淡や明暗の印象も、実際とは違う気が…

「ほったらかし」ても、お金は育つ?

楽して儲けたいという庶民の下心を見透かしてか、投資関連の雑誌や本には「ほったらかし」などという安易な見出しがあふれている。 もちろんこれは販促狙いのコピーにすぎないが、書店でつい手にとって(いまどきはサブスクでクリックして?)ページをめくっ…

ガス代が高すぎる!~即刻減税せよ!!

あっという間に日本にも物価高が押し寄せてきた。 個人的にも、ガス代がいやに馬鹿高いなと思っていたら、あっという間にガソリン代も電気代も高騰。ロシアのウクライナ侵攻もあってエネルギーや原材料が高騰し、食料品などいろんな物価が上がってきた。 ガ…

次に来る株、来ない株

世界的な金利の上昇傾向を見越してか、銀行株の調子がいい。 この流れ、しばらく続きそうだ。 私の場合、2020年12月に三菱UFJフィナンシャル・グループの株式を株価445円で買った。21年3月期の期末配当は12.5円、22年3月期の中間配当は13.5円だったから、100…

春なのに ― 恐怖の「歴史の転換点」がやってきた?

もうすぐ春だというのに、やばい、やばすぎる。 ロシアのウクライナ侵攻で、景気回復どころではなくなった。 戦争が長期化し、ロシアが逆切れして核兵器を使用すれば、もう世界大戦勃発じゃないか? 新型コロナ感染症が全然収束していないというのに。 こう…

今そこにある世界危機

地名や国名の語源を知ると、歴史がわかる。 ウクライナは「辺境地帯」という意味だという。 西スラブの果ての平原というイメージだろうか。 辺境は、いつも侵略の恐怖にさらされている。 ウクライナはほぼ全域が平坦な地形で穀倉地帯ということもあってか、…

「成長の罠」がこわいよ

米国株集中のリスクが以前から言われていたのに、年明け以降の下落(調整?)で動揺するのはなんとも大人げない。 本当の暴落は突然来るらしいので、素人は正直、積み立て投資をしていることを忘れているぐらいがちょうどいいのだろう。 みなさんご推奨の長…

どこもかしこもイオンモール

日本全国、どこへいっても郊外にショッピングモールがあるのが当たり前の光景になっている。 大手では「イオンモール」などが有名だが、テナントがどこも似たり寄ったりだと思うのは私だけだろうか。 子供が小さかったときは休日に家族で行き、それなりに楽…

「非接触」もほどほどに

コロナ禍のせい(おかげ?)で、この先、定年まで、いや定年後に継続雇用されたとしてもテレワーク主体となりそうである。 通勤に伴うストレスが少なくなったのはいいのだが、家族との接触が増えればいいかというと、たいていの家ではそうではないはずである…

街から「銀行」が消えていく?

それなりの年齢になり、自分の家系にどんな人がいるのか気になったので、分かる範囲で調べて家系図をつくってみた。 職業で気づいたことは銀行員や教職についている人が少し目立ったことだった。 銀行員がエリートだった時代 銀行員や教職は、かつてはもっと…

株主議決権、行使してますか

上場企業の株主総会もいよいよ今日がピーク。 ほとんど最低単元しか持っていない極小個人投資家が、株主議決権を行使してもしかたがないと思いつつも、はがきやネットを利用して議決権を公使した。 一度くらい株主総会にも行ってみたいと思っていたが、総会…

刺さる言葉に出会うとき―『教養としての投資』を読んで

いまやネットで簡単にニュースが「無料で読める」時代。このままいけば紙の新聞を購読する人はどんどん減るに違いないと思っていたが、もはやそれは現実化しているようだ。 地方紙の廃刊・休刊が相次いでいるだけでなく、とうとう全国紙の朝日新聞さえ赤字で…

勝手に注目!―ニッチな医薬株

どうなる今年の「梅雨相場」 感染拡大で医療体制の逼迫が叫ばれているのに、既定路線だからといってオリンピックをやるのだろうか。 莫大な金が無駄になるが、潔く、「こんな状況ではできません」と言うべきじゃないか(選手には悪いけど)。 ワクチンの接種…

手間いらずが一番―「米国株超楽ちん投資術」を学ぶ

投資をやり始めて聞こえてきたのは、「日本株よりも米国株に投資すべきだ」との声である。 50代で投資を始めた出遅れおじさんとしても、ここはやはり気になる。 というわけで、いまさらながら人気ブロガーたぱぞうさんの『お金が増える 米国株超楽ちん投資術…

「DIME」6月号がおもしろい! ― “儲けの極意”を学ぶ

つい付録と表紙の見出しにつられて買ってしまった。 「DIME」6月号のことである。 「マネー誌では読めない儲けの極意を大公開!」「株投資の新常識」などの見出しにまず引き付けられた。 ためしに少し読んでみると、きちんと取材されていて中身も濃そう。し…

「シン・百貨店」~進取の気象でよみがえれ~

百貨店のない街ブラなんてありえない(写真=日本橋三越本店新館) 古本屋でたまたま見つけた『銀座のカラス』を久しぶりに読んだ。 20年ほど前に朝日新聞に連載された椎名誠さんの小説だが、昭和40年代の流通業界黎明期に百貨店の業界紙に入った青年が、時…

だいじょうぶフレッシャーズ

人気アイドルによる宣言効果はたしかにある! 娘が今春大学に入学するので、先週末、駆け込みでフレッシャーズフェアに行った。 言わずと知れたスーツ店の全国チェーン、洋服の青山、はるやま、AOKI(各社とも新春からDMの嵐、塾の勧誘もそうだが個人情報だ…

臆病者の幸福論

女子高に通っていた娘の卒業式に出席した。 コロナ禍の中、保護者の出席は1人限定。校歌斉唱もなく、流れてくる国歌や校歌をみんな黙って静聴する中、粛々と行われた。それでも名前を呼ばれ、「はい」と大きな声で返事をする娘を見て、ちょっとうるっときた…

学習塾の未来

想定外のコロナ禍により、どの業界も変化への対応力の差で企業業績に明暗が分かれ始めている。少子化での長期戦略が必須の学習塾業界の場合、コロナを教訓にして、どのようなビジョンを描くのか。極私的に投資対象としての学習塾の将来性を考えたい。 矢野経…

バガーの誘惑

雲を抜ければ青天井!? 株をやり始めてしばらくすると、「テンバガー」という言葉を目にする機会が出てきた。老眼だから一瞬バーガーかと勘違いしたが、バガーとは野球の塁打のことで、一試合で10塁打(テンバガー)を記録するくらい株価が急騰し、10倍にま…

株の入門書

株の入門書には何がいいのだろうか。もちろんその人のレベルにもよるが、本屋やネットで探してもいろんな本があるので、どれがいいのか本当に迷う。でも関心を持つと自然と出会いがあるもので、私の場合は古本屋で『投資デビュー』(大石泉著・平凡社新書)…

優待は「おまけ」

やっぱりもらうとうれしい優待 まずは株主優待狙いから株を始めたが、コロナ禍の中で優待を廃止する企業が相次いだことで、業績が悪くなれば企業はいとも簡単に優待を廃止することを思い知らされた。プロが言うように優待はあくまで「おまけ」であると肝に銘…

株ことはじめ

1株からもらえる富士電機のカレンダー 令和元年の秋、55歳を目前にして投資の必要性を実感した小生。サザエさんの波平と同い年、昔なら定年目前だが、年寄りばかりの老々介護が珍しくない人生100年時代になって、いまさらながら定年後の先行き不安に気づいた…