まほろば紀行~つれづれなるままにレトロに生きる

日々の雑感や昭和レトロ、素人の投資ことはじめを語ります

「DIME」6月号がおもしろい! ― “儲けの極意”を学ぶ

 つい付録と表紙の見出しにつられて買ってしまった。

DIME」6月号のことである。

「マネー誌では読めない儲けの極意を大公開!」「株投資の新常識」などの見出しにまず引き付けられた。

ためしに少し読んでみると、きちんと取材されていて中身も濃そう。しかもスマホスタンドが付録に付いている。

というわけで買ってじっくり読んでみたが、これがなかなかおもしろい。

初心者を巻き込んだ昨今の投資ブームに乗った企画であることは明らかだが、「2021年こそ『株式投資』をすべき3つの理由」として、今をときめく、ぽんちよさんやろっくさんなどの投資系YouTuberの方が丁寧に「ハジメドキの理由」を説明している。

「この銘柄・セクターが熱い! マネー誌にはない情報を公開」では、今年目が離せない銘柄も紹介してくれている。

コロナ収束の兆しが見えれば相場崩壊?

その中で個人的に気になったのは、RadiOyaziさんが、コロナ禍が収束する兆しが明確化すると相場が崩壊する可能性を指摘している点だ。

いつ起きるかわからない下落相場では、株価急落に強いディフェンシブ銘柄でリスクに備えつつ、相対的に割安な銘柄で賢く稼ぐ。そういう相場では、「ショボトレ」(プラスになったらすぐに利益確定するショボいトレード)がいいという。

「億り人」へのロードマップも見える?

また、たけぞうさんなど「億り人」3人による座談会もある。

具体的な分野や銘柄も挙げて未来予想図を語っているので、それを参考に、もしかしたら「億り人」へのロードマップも見い出せるかもしれない。

今後の株式市場については「ますます難しい市場になる」「一言で言うと、カオスになる気がします」などの言葉は、警鐘として素直に受け取っておいたほうがよさそうだ。

「下落相場でも上がる強い銘柄は必ずあるので、そこに集中投資ができるように、基礎力を身につけておくべき」との指摘も胸に留めておきたい。

株や投信は「自由に生きるためのフリーパス」

そのほかにも、35歳にしてすでに「FIRE」を達成している投資家芸人、厚切りジェイソンさんのインタビューもあるし、読み物としてもいろんな企画が詰め込まれていて、買って損のない号だと思う。

「株や投資信託は、自由に生きるためのフリーパスのようなもの。お金が足りなくならずに生きられたらそれで十分ですね」

ジェイソンさんのこの言葉に、「足るを知る」生き方を目指すポケット投資家も深く肯いた次第である。

ぜひ一読を。

 

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