まほろば紀行~つれづれなるままにレトロに生きる

日々の雑感や昭和レトロ、素人の投資ことはじめを語ります

「非接触」もほどほどに

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コロナ禍のせい(おかげ?)で、この先、定年まで、いや定年後に継続雇用されたとしてもテレワーク主体となりそうである。

通勤に伴うストレスが少なくなったのはいいのだが、家族との接触が増えればいいかというと、たいていの家ではそうではないはずである。

どんな近しい人でも、毎日顔をつきあわせれば摩擦も生まれる。生活するということは、いろんな面倒な家事をこなしていかないといけないということ。だから、家族であっても「接触」はほどほどがいい。

逆もまたしかり。もう1年以上顔を見ていない人と一緒に仕事をしている。会社の「非接触」もほどほどにしたほうがいい。

人間、勝手なものである。

ところでこの先、株式市場は伸び続けるのだろうか。投資信託の場合、ドルコスト平均法をあてにして積み立てて放置しておけばいいとは言うものの、それほど豊かでもないわたしのような中間層は一番国にぼったくられ続けているので、心配だ。

現在の保有投信の損益率を確認してみたところ、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス=33.9%、楽天VTI=35.40%、iDecoeMAXIS Slimの先進国株式=26.6%、バランス(8資産均等型)=13.3%という状況だ。

アクティブでは人気のあるひふみプラスにも手を出している。こちらは19.0%。まあ2年弱だからこんなもんでしょうか。

今月、レオス・キャピタルワークス会長兼社長の藤野英人さんの記事が日経新聞で連載されていたが、「ひふみ投信」の運用を開始したとたんリーマン危機で解約の嵐、ほんの1年前は会社の評価額が30億円(藤野さんの持ち分は21億円)だったのが、1株1円での自社株売却で保有分は3240円になったというくだりを読んで、投資の世界の怖さをいまさらながら感じた次第だ。

とはいえ、いまやひふみは超人気。藤野さんはグリコの「ポッキー」のように誰もが名前を知っていて、長く愛されるブランドにしたいという。

スタインウェイのピアノを弾き、ショパンの国際コンクールに毎年参加するということは今回の記事で初めて知った。さすが庶民とは違う。恐るべし藤野さんと畏敬するが、利益が出てこその投信。

インデックスは運命を受け入れるしかないが、アクティブは時代に臨機応変に立ち向かえる(だいたい負けるけど)。これだけ人気になったらもう失敗はできない(もちろん投資は自己責任だけど)。

今後も右肩上がりの上昇で庶民に利益分配してくれることを願うのみだ。