ライカ
時代を経ても、このレンジファインダーカメラのフォルムに魅了される。
若いとき、無理して手に入れておいてよかった(M3とかじゃなくてM6だけど…)。
アンリ・カルティエ=ブレッソンや木村伊兵衛などにあこがれて、スナップ写真をいろいろ撮った。モノクロの現像もしてみた。でも平成の後半以降、あっという間にデジタルカメラが席巻。自身のカメラもデジタル化し、いまやライカはカメラボックスに入ったまま、ほぼ冬眠状態だ。
本当はもっと使ってあげたいのだけれど、フィルムも高いし、地方では現像してくれるところもほぼない。
そんな忘れかけているライカを思い出したのは、皮肉にもバレンタインだった。
写真は、カルディのライカ・カメラ風の缶(中にチョコレートが5個)。
全然知らなかったが、毎年バレンタインの時期に話題となる商品で、人気なのだという。
実際、手にしてみて感じたのは、お気に入りのおもちゃを手に入れたこどもの気分。
いいよこれ。自分の気に入ったものを入れる小物入れとしても、部屋のちょっとしたインテリアとしても。
チョコを食べながら、ライカ風カメラ缶をいじる元カメラ小僧。
レトロ気分を味わうバレンタインもまた、至福の時間ですな。