上場企業の株主総会もいよいよ今日がピーク。
ほとんど最低単元しか持っていない極小個人投資家が、株主議決権を行使してもしかたがないと思いつつも、はがきやネットを利用して議決権を公使した。
一度くらい株主総会にも行ってみたいと思っていたが、総会はオンライン併用、お土産は廃止というところが増えたので、もう行くことはないだろう。まったくコロナのせいで世界が変わった。
デジタル時代に人海戦術の集計作業
株主議決権と言えば、多くの企業から株主の議決権行使書の集計を請け負っている三井住友信託銀行とみずほ信託銀行が昨年、長年にわたり不適切な方法で集計していたことが発覚。今年から集計作業を見直しているという。
とはいえ、25日付の毎日新聞の記事によると、ネットを利用した議決権行使はまだ少なく、大量に届く行使書を手作業による「人海戦術」で集計するというのは、このデジタル時代になんという皮肉だろう。
デジタルだからこその危険性もあり、それはそれで監視が必要だが、集計作業の効率化と適正化を推進するためにも、ネットを利用した議決権行使がもっと進んだほうがいいに決まっている。
一方で、株主への報告書も環境への配慮とかでホームページで開示というところが増えつつある。ただ、せっかく届いた印刷物の報告書は、株主としてきちんと目を通したいと思う。
そのほうがオーナー気分を感られる。
うたかたとはいえ。
あなたはどうしてますか?