まほろば紀行~つれづれなるままにレトロに生きる

日々の雑感や昭和レトロ、素人の投資ことはじめを語ります

どうなる優待

「どうする家康」

ふーん、来年の大河ドラマは泰平の世を開いた徳川家康か。

こんな時代に、いかにも日本的な庄屋仕立ての幕藩体制を築いた徳川家康を主人公にしてる場合かな。

家康のおかげで既得権益を守るムラ社会が今も続いている(勝手な憶測です)。

大河はさておき、個人投資家株主優待の行方が気にかかる。

JTオリックスに続き、次の大型の優待廃止はどこか。

配当だけなら資金力のある大口投資が圧倒的に有利。でも、優待なら小口投資が有利なところも多いだけに、優待の楽しみが減っていくのは正直悲しい。

たしかに株主への公平な利益還元という観点からすると、問題のある優待もあるが、企業の販促や宣伝効果にもなる優待はできるだけ残してほしいところ。

今月8日の日経新聞夕刊「なるほど! ルーツ調査隊」では、株主優待を取り上げていた。確証はないものの、日本の優待は山陽鉄道東武鉄道という鉄道会社から始まった可能性があるそうだ。記事に引用されている野村インベスター・リレーションズによると、優待の導入企業数は2022年6月末時点で1491社、直近30年で約6倍に増え、上場企業の35%を占めるという。

とはいえ、優待廃止が世の流れなら、今後、個人投資家は優待目当ての投資はやめ、もしほしいなら優待を継続してくれる企業を見極めて投資していくしかなさそうだ。

とりあえず基本、極小口100株投資家の私は、近鉄の優待の招待乗車券を使って、長きにわたるコロナ禍の精神的疲れを鉄道旅行で癒やそうと思う。

近鉄は100株持ってたら招待乗車券4枚が年2回もらえる。大阪難波―名古屋間は乗車料金2410円だから、合計8枚だと19280円也(あくまで最長で使った場合)。2022年3月期は配当2500円だったから、併せると利回り4.7%程度という計算になる。乗らないなら招待乗車券は金券ショップでも売れるし(安いけど)。

使うならできるだけ長距離で!

近鉄には、ちょっと贅沢に旅行するのにちょうどいい「ひのとり」「しまかぜ」などの特急列車もある。

ちなみに、こちらは沿線に住みながら「ひのとり」乗るの、今回が初めて。

―いずれにしても、優待が生活を豊かにしてくれるのは間違いないですね。

オリックスの優待で届いた日本酒
もらえるのは、あと2回か…